ガザ侵攻時の恒例の北守のイスラエル批判過敏症について
ガザ侵攻の度に目にする、北守のイスラエル政府批判への過剰反応は相変わらず。これだけホロコースト批判批判は熱心でも、イスラエルによるパレスチナへのホロコースト的政策については、彼によるまともに批判や非難を見たことがない。
ホロコーストについての歴史修正主義批判がらみには異様に熱心だが、眼下で進行するホロコーストについては、ほとんど関心を示さない。この不思議な現象は、一体何なんだろうね。
念のためお聞きしますが、シオニストとユダヤ人の区別付けてます?イスラエルユダヤ人を含む多数の学者や活動家が指摘してる通り、アイヒマン裁判を機に、それまでは嘲笑していたホロコースト犠牲者を、内側に対する建国の正当化にも用いるようになったこと自体は事実でないですか@hokusyu82
— なにかの走狗 (@soakedsouku) 2014, 8月 12
まじめにやれないなら黙るべきです。日本人左翼のイスラエルのホロコースト利用批判はおおむね、たとえば朴槿恵政権だって「慰安婦」問題を「政治利用」しているから「慰安婦」問題について日本政府は何もしなくていい、ぐらいのレベルの雑さを発揮していると思います。 @soakedsouku
— 北守 (@hokusyu82) 2014, 8月 12
いつもこういう漠然としたイメージ批判しかしないのは、本当に最悪。ホロコースト政治利用批判が雑だというのなら、具体的言説に基づいて、きちんと論点を示して、個別に批判していけばいいだけの話。だが、いつも「黙れ」というしかできない。
『ホロコースト産業』は、本の山の底だから面倒なので参照できないが、あの本だって、さすがに「ホロコースト問題についてドイツ政府は何もしなくてよい」などとは主張していないだろうに。こんな馬鹿げた印象操作になんの意味があるのだろう。